2014年のウイルスとの違いでリレンザは効くのか

インフルエンザにはA型・B型・C型の3種類が現在見つかっています。
冬期に流行するのは主にA型・B型であり、C型はまれですが冬期に限らず年中感染します。
毎年流行しているA型に対しB型は2年に一度と言われていますが、昨今はB型も毎年流行する兆しが見えます。
C型は流行することはほとんどなく、そのため一般的なインフルエンザワクチンや、リレンザ・タミフルといった抗インフルエンザ薬はこのA型とB型のみをターゲットとして作られています。
B型が毎年流行するようになり、2015年からインフルエンザワクチンの値段が上がり、そのかわり従来A型にしか対応していなかったワクチンが、A型・B型の両方に対応するようになりました。
ちなみに、A型が12月から1月にかけて、B型は2月から春先にかけて流行するといわれています。
さらに細分化すれば、毎年のインフルエンザがA型の何番であるかといったウイルスの遺伝子情報によって種類分けされているのですが、ワクチンやリレンザ・タミフルなどはA型・B型をひっくるめて対応しているため、細かな種類はあまり意味が無いといえます。
従って、2015年に流行するウイルスは例年通りA型とB型の2種類であると考えて良く、それに対するリレンザの効能は、リレンザ自体はA型B型の両方をカバーしているのは上記の通りですが、最近の研究結果によるとB型のインフルエンザに対し、タミフルのような他の抗インフルエンザ薬よりも若干の優位性を認めたそうです。
しかし、解熱効果やその他については各治療薬とも有意な差を認められず、結論としてはリレンザだからといって2015年のウイルスに強い効果があるとは断言できないでしょう。
但し、リレンザは早期の使用で効果がよく現れるため、症状の出始めで使用することが効果を最大にする術といえるでしょう。